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些細な描写にも、創造の魂は宿る

それにしても、第3巻までと、第4巻以降で視聴意欲がなぜガラリと変わったのだろう。思うに第6回(3巻までに収録された分)付近までの映像からは、スタッフの「ハリキリ過ぎ」が感じられて、それがいやだったのではないだろうか。つまり過剰にエネルギーが漲った映像を見せつけられて、気後れしてしまった。反対にこちらが、観るのにエネルギーを必要とせざるを得ない映像だった。

それが第7回(第4巻収録)を観た途端、こちらの肩の荷がストンと落ちてしまった。『のんのんびより』を楽に観られるようになったのである。なぜか? じつは第4巻あたりの収録分は、放映当時リアルタイムで観たことがあった。つまり第3巻以前の内容は、新規に観る話で、それも負荷がかかる原因だったのだろう。それに加え、第7回~第9回あたりの内容は、このシリーズ中でも特に「肩の凝らない」素朴なシーンが多い。
とくに、蛍と小鞠とこのみが、音楽の趣味やおしゃれについて語り合うシークエンスがある。おれは『のんのんびより』の中でもこのシークエンスが妙に好きだ。小鞠と、蛍・このみの音楽性の違いがなんともおかしい。『のんのんびより』全体を通してみれば、まったく重要さに欠けるシークエンスなのだが、おれとしてはこういう素朴なシークエンスのほうが、日常性をよく表していて、好きだ。

第10回の「初日の出を見た」という、とくに評価が高かったとされるエピソードを観ていた。れんちょんと駄菓子屋の関係性を描いたエピソードで、れんちょんと駄菓子屋の「絆」や、初日の出の見事な描写が評価されたし、おれも某はてなダイアリーでこの回を推した。

それでも、第7回~第9回あたりの、人によっては「中だるみ」に見える小さなネタの応酬を、今回観返して、好ましく思った。些細な描写にも、創造の魂は宿る。第7回~第9回あたりは、たしかに客観的にみればダラーっとして弛緩しているところが多いのかもしれないが、今回『のんのんびより』を観返していて幸福感をもっとも覚えた瞬間であった。
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