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「コミックボンボン」

おれは小学校低学年のとき、放課後、とあるオバサンの家に預けられていた。両親に加え、祖父も働きに出ていたので、放課後に家にだれもいなかったのである。そのオバサンの家の近くに同級生が住んでいて、その男子とばかり遊んでいた。彼が、以前の記事で登場した、おれの家に『エヴァンゲリオン』のビデオを持ってきた同級生である。

彼は「コミックボンボン」の強烈な愛好者だった。ほとんどSDガンダムと「ボンボン」の連載漫画の話しかしないくらいに。後年には当然のごとくポケモンではなくメダロット信者と化していた・・・・・・ただ、クラスみんなが「コロコロコミック」派のなか、彼ひとりだけが「ボンボン」を痛切に愛していた。

やはりおれも「コロコロ」の購読者で、お小遣いを500円だけ渡され、それで「コロコロ」を買った。だからこそ「ボンボン」派の彼の存在は異様だった。高速道路の高架橋を抜けたところは町と町の境界に近く、高架橋の向こう側にあった彼が住む地区がなぜだか「辺境」(当時はそんな単語知らなかったが・・・・・・)に思えていた。

そうなのだ。「コミックボンボン」は、クラスの男子がたった一人しか読まないような雑誌だったのだ。その程度の人気では廃刊するもやむなし、といったところだろうか。しかし、「クラスの男子がたった一人しか読まない」という点に「ボンボン」の特性があった気がするのだ。ひとは時にそのような特性を「ボンボンのマニアック性」と言い換えるが、単純に「ボンボン=マニア」という図式を用いるのも安易すぎる気がしている。

ちょうど都会では『新機動戦記ガンダムW』が放映されており、同級生の彼は「アルトロンガンダム」や「Gユニット」の話を盛んにしていた。ガンプラも彼の家で見せてもらった気がする。ただし、持っているゲーム機はさすがににメガドライブやPCエンジンではなくスーパーファミコンでした。

彼には確実にオタクの資質があったが、夕方に放映されているアニメなら「しましまとらのしまじろう」や教育テレビの番組でも律儀に観る男であった。
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